ガラミアンのスケール
2016.05.24. 17:26
ガラミアン音階のレッスンメモ。
Ivan Galamian Frederick Neumann / Contemporary Violin Technique という外国の楽譜で、実はとても勉強になる教本です。
この音階教本には別紙で五線譜のない譜面があり、こちらはボーイングの練習です。
(こちらは楽譜は頂かなかったですが、解放弦でダウン・ダウン・ダウン・アップ、というような練習です。8回ダウンして1回で弓を戻す、というのは結構難しいです。)
ガラミアンのスケールの最初のページがこちら。
(クリックで拡大・1MB)
優しい5分先生、この音階をガイゲに弾かせます。
ファースト、セカンド、と、ポジション毎にオクターブの音階です。
ポジション移動はないので、C durはどの音が半音になるのか?を意識すればあとは指の配置だけです。
とりあえず弾き終ってホッとしていると、先生が突然、
↑これ、なかなか難しいです。
この1ページにはファーストポジションから第7ポジションまであります。(6までで良いとのこと)
あまり弾きなれないポジションでいきなり「この音とって」と言われても、どの指だったか全く分からず、ガイゲ大混乱。
どの音が半音なのか、それぞれのポジションで、どの指がくっつくのか。
第4ポジションでHは何の指でどこなのか?
第6ポジションでHは何の指でどこなのか?
これがすぐにわかるように練習しないとね。
とのことです。
普段の練習では譜面に指番号を書きますが、この譜面ではそれを書かずに練習します。
この1ページを侮ってはいけないのでございました。