バイオリン発表会の天才児
2006.05.14. 02:14
今日は5分先生の生徒さんの発表会がありました。
発表会でバイオリン演奏した生徒さんは全部で24人。曲目も年齢層も多種多様。
その生徒さんの一人(まだ小学生)に、ちょっと半端じゃない子がいます。
もうすでにバイオリンの世界では注目されつつある彼女は、ヴィエニアフスキの協奏曲第二番ニ長調3楽章を演奏しました。
彼女の演奏のときだけ会場がしんと静まり返って、全員彼女に惹きつけられてしまっているような、そんな状態。演奏は見事でCDで聞いているような素晴らしさ。まさか小学生が分数弓を使って出している音には聞こえない。いやーびっくりしました。
彼女は5分先生に初めてバイオリンを習って、5年。
5年でその演奏とは・・・、まさに天才的でした。将来ソリストになって世界を闊歩する人生を送るのかもしれません。
凄いね、上手いね、というみんなの賞賛にあわせて私も凄いですねーと知り合いの方とお話していました。でもその方のヒトコトが忘れられない。
「才能もセンスも抜群だけど、練習量だって半端じゃないのよ、あの子は」
なるほどね。どうしても華やかな活躍ばかり目が行ってしまって羨望しちゃうけど、バイオリンの弦が2ヶ月でダメになるくらい練習しているバックグラウンドを忘れちゃいけないですね。
と、感じつつ、練習しない日もあるガイゲの毎日を反省した発表会でした。