演奏も手術も間違えない。「でもベンツとか成金で下品だし~」?
2016.05.02. 22:25
2016年4月29日は
ガイゲのバイオリンの先生の発表会でしたー
よし、今年こそはヴァイオリン弾くぞ!と思い、楽器を楽器屋さんに持って行ったのは2月の初め。しかしまだ楽器が入院中のため、全くバイオリンに触れることなく発表会を見に行ってまいりました。
大人、子供、間違えちゃった人、間違えなかった人。
みなさま全員一生懸命演奏されていて、とてもよい演奏会でした。
翌々日、某お医者様方とホームパーティがあり、ガイゲ、お料理(フレンチ)を作りました。アントレは真鯛とフィレ。
盛り付けでごまかしても、お店だったら怒られてしまうものしか作れませんでした。お皿を拭いていないし、素材の切り方、お皿の温度、カメラのピントまで、反省の嵐。
そしてお料理をしながら、先日の演奏や、プロの厳しさについて考えました。
このお料理を食べて歓談されているお医者様は、「間違えない」ひとたちです。
医者は、テストは100点とらなきゃだめと育てられている方が多いです。
99点じゃダメなのかと言ったら、「ダメ」です。
1点でも、間違えたら患者様を殺してしまうから。
だから彼らは間違えないし、約束の時間も守ります。
自分自身への厳しさが、結果と直結しているのですね。
だからAMGとかSクラスに乗ってて、ジョルジオ・アルマーニの着こなしが自然なのです。(ちょっと違)
手術も演奏もお料理も、求められる完成度は同じ。
一瞬でも気を抜いたら患者さんが死んでしまうように、演奏も間違えた瞬間に曲が死んでしまうし、お料理は素材が死んでしまう。
完成度を生かすも殺すも、結局は自分次第なのです。
「自分に甘い」という言葉の意味を、色々な方面から学び反省した3日間でございました。
「っていうかぁー、ベンツとか成金趣味で下品だし~、1着50万のジャケットとかマジ無駄じゃない?」=「自分に甘い人たちの言葉」ということで、頑張ろうと思います!(だいぶ違!)
しかしガイゲの主人はアメリカ人。現在アメリカの弟とガールフレンドが日本滞在中。
あっけらかんといつも楽しそうなアメリカ人たちの生きざまを見ると、「無理せず気軽に生きればいいじゃん」という気にもなってしまうところが難しいですね。
注)↑こんな風に自分に甘えない・妥協しない人が、夢を掴むんですよ~若いみなさま!頑張ってね。