バイオリンコンクールの天才児たち
2006.11.07. 01:42
先日、某ジュニア音楽コンクールなるものをのぞいてきました。
ホールにいるのは演奏する子供たちの親と審査員くらいで、「演奏会」というものではないです。私のバイオリンの先生の生徒さんが演奏していました。
ホールに到着したのが小学校低学年の部が終わる頃。バッハのバイオリン協奏曲やアッコライ、ヴィエニャフスキのオベルタスとか、小学校1年生2年生がとっても上手に演奏していました。
ちなみに今私がやってるエックレスのソナタは小学校三年生が弾いてました。ガイゲ、立場なし。笑
こういうコンクールに出るような子は、間違ったりしないんですねー。
エックレスのソナタをCDで聞きながら練習したりするんですが、私なんて早い楽章はさっぱりついていけないわけです。「あ、まって、待て!ちょっと待てぇぇ!」って叫びながら切ない時間をすごしてます。笑
で、小学校高学年の部なんかくると、パガニーニのカンパネラとかヴィエニャフスキのコンチェルトとか、とんでもないのを演奏していました。なんなんでしょうね、この子達は?どういう練習したらこんなに弾けるようになるんでしょう?
やっぱりこういう天才児たちも、バイオリンを始めたばかりの頃は早く弾けなかったりしたんでしょうね。ワンボー・スタッカートは練習ではできるようにならない、って先生が言ってたけど。(これは生まれつきの素質らしいです。これができないとソリストにはなれないんだって。)
ま、いずれにせよ弾いていてひっかかっているようでは練習が足りないってことですよね。
次のレッスンではエックレスのソナタを終わらせる予定で、4楽章なんかはできるだけ早く弾けるようにって言われてますが、早く弾くと弓の上下がもつれてつっかえるわけで・・・。
やっぱり練習練習、基礎基礎って感じかしら。そこまでやってもしょうがないしな?とか思っちゃう時点で、練習じゃなくて情熱が足りないのかもしれませんね、私は。この日は家に帰って練習したけどね。笑 やっぱりプロでもアマでも子供でも、上手な人の演奏を身近に聴くっていうのは大切ですね。