セブシックSevcik OP3 弓の練習
2006.06.08. 23:08
セブシック(セヴシック / Sevcik)のOpus3は、弓の練習のための教本です。
このページではセブシックのOP3の練習ポイントをレッスンの度に追加・更新し、40のバリエーション全てをアップする予定です。
セブシック OP3 Ver.1
最初のHは強くフォルテで演奏し、赤く囲ったアップボーは軽快に演奏します。
セブシック OP3 Ver.2
小節ごとにアップダウンが変わるのでメモしておきます。弓を弦の上で軽く弾ませて、弾ませる反動に上下の動きを加えて演奏します。
セブシック OP3 Ver.3
弓の中央を使って、フォルテとピアノの強弱のメリハリを良くつけて演奏します。アップボーは軽く、手首をやわらかく。
セブシック OP3 Ver.4
手首が固いと弾けない曲。連続するアップボーとダウンボーは、弓を持つ手首と指をやわらかくして演奏します。
セブシック OP3 Ver.5
1小節にアップとダウンの往復一回の運弓で弾きますが、弓は全弓使います。小節の3音目、上げ弓で弾く最後の音は弱く少しの弓だけで弾きます。
セブシック OP3 Ver.6
弓の中央を使ったトレモロをフォルテで、次の小節で弓を弾ませるときはピアノで。強弱を対照的にきっちり分けて弾きます。
セブシック OP3 Ver.7
1小節目、上げ弓ですが、一音目の四分音符で弓を使いすぎないように。2小節目の四分音符を弾ませるときは、元弓を少し使って二分音符を全弓で下げます。
セブシック OP3 Ver.8
Ver6と同じような感じです。ポジション移動・音程がスムーズに取れるようになってからAllegroで弾くと、なかなか調子の良い曲に聞こえます。(132のテンポじゃ弾けないけど。悲)
セブシック OP3 Ver.9
各小節の3音目の音を弓で弾ませて出しますが、弓を使う部分を意識してテンポ良く演奏します。
セブシック OP3 Ver.10
楽譜を見ただけではわかりませんが、10番は難しいですよー!印の音を弾くとき、弓が弾んで音がうまくでません。アクセントをつけて、一瞬止めて弾く練習(休符を入れて練習)を繰り返して音をしっかり出します。
セブシック OP3 Ver.11
11番も10番同様普通に弾く箇所と弓を飛ばす箇所の切り替えをテンポ良く演奏します。
セブシック OP3 Ver.12
12番の弾き出しは弓の先を使って演奏します。メロディの流れが滑らかに演奏できるように練習します。
セブシック OP3 Ver.13
13番は全ての音符を飛ばしますが、各弦の移動や音程の変化に気をつけて演奏します。弦の移動は右手の腕・肘の高さをしっかり移動しながら弾きます。
セブシック OP3 Ver.14
メゾフォルテに始まり、ピアノ、ピアニッシモと曲の流れに強弱を付けて演奏します。開放弦が出てくるあたりの音程にも注意します。
セブシック OP3 Ver.15
弓を飛ばしながら、連続のアップボーが続く曲です。リズムと弓の上げ下げの間隔をまずはマスターしてから早く弾けるように練習します。
セブシック OP3 Ver.16
saltandoって弓を軽く飛ばす弾き方ですが、飛ばそうとしなくても早く弾くと勝手に弓が飛びます。早く弾いても弓が飛ばない場合は右手に無駄な力が入っています。右手の肩の力を抜いて、かるーく早く弾くと勝手に飛びます。
セブシック OP3 Ver.17
17番も16番同様、saltandoです。17は移弦が入るので、より右手の力を抜かないと弓が飛びません。
セブシック OP3 Ver.18
弓を飛ばす部分と飛ばさないで弾く部分が交互に出てくるので、弓を飛ばした後に飛ばさない部分を引くときどうしても弓が跳ねてしまいがちになるので要注意な曲です。譜面では弓の中央でとありますが、中央より元よりを使って弾くと制御しやすくなります。
セブシック OP3 Ver.19
何もフラット5個もつけなくたっていいじゃないか、と思うような曲。ver18同様普通に弾く音符と弓を飛ばす音符のコントロールが重要です。
セブシック OP3 Ver.20
下げ下げ・上げ上げの連続した弓使いをテンポ良く弾く練習です。でも私にとっては次の部分を弓を弾ませないで音を出すのが難しかったです。
セブシック OP3 Ver.21
ワンボースタッカートっぽい練習の21番は、フラットが6個つくことに恐れなければすんなり弾ける曲ですが、う~ん、フラット6個ってね。A mollでいいじゃん、と思っちゃうガイゲでした。
セブシック OP3 Ver.22
またもやフラット6個で意地悪するセブシックですが、これは三連符連続でそんなにきつくないです。各小節の始まりの音の弓が、各小節でアップになったりダウンになったりするので、要弓記号のメモ!な曲です。
セブシック OP3 Ver.23
やっとフラット地獄から抜け出したと思ったら、付点がつく音符でリズム攻撃のセブシック。(ガイゲはリズム感ゼロ)
覚えてしまえばどうとうことはないのですが、中弓とか先弓とかの記号に注意して演奏します。
セブシック OP3 Ver.24
フラットが苦手で、しかもD線でAsを2の指で取る(第三ポジション)のも苦手なガイゲにとってはいやな曲でした。(ポジション移動がいまだできない私)右手の弓の動きは飛ばす感じですが、そこよりもポジションがイヤでした。笑
セブシック OP3 Ver.25
「泣く子も黙るセブシック」(笑)とガイゲのバイオリン先生は言っていましたが、25番は辛かったです。嗚呼、リズム、嗚呼、フラット、嗚呼、ポジション移動。セブシックのOP3って、弓の勉強のための教本ですが、リズム感と左手で苦しんでいたガイゲでした。
セブシック OP3 Ver.26
25番で感じた地獄に比べたらまだ弾きやすかった26番。全弓・先弓などの記号に注意して弾きます。
セブシック OP3 Ver.27
右手の手首の運動で引く27番。セブシックは相当早いテンポで設定されていますが、たとえばこの27番をアレグロで弾くと、やっぱり拍子のあたまの音にはアクセント必須。
セブシック OP3 Ver.28
28番は弓のアップダウンを滑らかに弾くように練習します。ワンボーでのスタッカートやレガートの区別で弓がぎこちなくならないように。
セブシック OP3 Ver.29
スラーとスタカートの区別をはっきり弾き、音が均一になるように練習します。
セブシック OP3 Ver.30
変音記号とリズムに注意して練習します。音程が安定しにくいので音程も注意。
セブシック OP3 Ver.31
高ポジションで弦を押さえたままグリッサンドして音をひっぱる練習です。ポジションが高くなるので音程にも注意が必要な曲です。
セブシック OP3 Ver.32
四分音符=120 では絶対弾けない!という曲。理由はワンボースタッカートですね。表記どおりのテンポで弾けたらすごいです。笑
セブシック OP3 Ver.33
30番と似ています。フラジオレットでとる音が綺麗に響くように練習します。
セブシック OP3 Ver.34
3連音符のスピッカートの練習です。一拍ごとにアップとダウンが交互しますが、三連音符の頭の音のメロディが強く聞こえてくるように練習します。
セブシック OP3 Ver.35
アップボーの中で休符を入れながらタラ タラ タラ と弾くのですが(笑)、ポジションと音程の方が私にとっては難しかった35番です。^^;
セブシック OP3 Ver.36
ワンボースタッカートの練習曲です。アップボーの時に連続したスタッカートで弾きますが、早く弾くには限界が・・・。
セブシック OP3 Ver.37
グリッサンドしながら歯切れ良く演奏します。 gliss. と書いてある所だけグリッサンド(弦を押さえて音を出しながらポジションを移動する)
セブシック OP3 Ver.38
スピッカートで弓を飛ばしながら弾く練習曲。上手に弾ければ綺麗な曲だと思います。三連音符なので始めの音にアクセントを。
セブシック OP3 Ver.39
アルペジオで練習する練習曲です。私の場合は7番目の演奏方法で練習しました。
セブシック OP3 Ver.40
セブシック最後の練習曲。39番同様ですが4弦に渡っての演奏となります。
↑元の音。
下記のアルペジオで練習中です。(2007/08/19)
って事で、2007/08/30のレッスンでセブシックSevcik OP3卒業!!!
先生どうもありがとうございます♪