ローデ 協奏曲第7番
2007.06.15. 21:34
ローデの協奏曲第7番は、ピエール・ロード(Jacques Pierre Joseph Rode)という作曲家のものですが、ローデと呼ばれることが多いようです。ローデは宮廷バイオリニストとして演奏していた人で、ヴィオッティの協奏曲なども得意とし、自らも13の協奏曲を作曲しました。このコンチェルトはそのうちのひとつです。
前回のヴィエニアフスキが終わった後、次の候補としてローデのコンチェルト7番か、ベリオのバレエの情景にしましょうという話でした。「ベリオのバレエの情景は弾いていて楽しいよ、ローデのコンチェルト7番はエチュードみたいでつまらないけど勉強になるよ」という先生。「じゃ、エチュードお願いします(笑)」ということで、ローデになりました。
↑出だし部分はなめらかに。1度目はフラジオレットのEでやさしく、2度目は4の指でEを弾き、はっきりと。出だしから四分休符までをひとまとまりのフレーズと考え、ポジション移動した時に音にアクセントがつかないよう気をつけながら弾きます。
↑アップ・ダウンが交差する譜面。ガイゲはこういうのがメチャクチャ苦手です。こういうスラーのつけ方しないで欲しいんですけど。。根性で練習。^^;
↑はい、この1の指の印のところから、セカンドポジションです。さっぱりわかりません。涙 ってか、このローデのバイオリン協奏曲7番って、イ短調(A moll = シャープ・フラットなし)とあるんですけど、1楽章は出だし部分を除いて全てシャープが3コ(A dur)ついてたことに気づいた私。ちょっと切ない。
↑上記部分は装飾音符つきトリルにアクセントがついて次々に音程とポジションを変えながら早く弾く部分なので、要練習。綺麗にアクセントつきトリルが演奏できるように。
↑前後の音の速さを把握して、トリルを入れたこの部分のスピードに注意。