2006年春 5分先生 (←今の先生)

2006.03.08 作成 / 2009.02.26 更新

呼び名: 【5分先生】
経歴: G大卒、元某交響楽団員・ソリストとしてのソロ活動などを経て、個人指導を開始
年齢: 60代前半
レッスン期間: 【2006年3月(体験レッスン)~ 現在】


2006年3月7日、10年ぶりのレッスンへ。

10年前当時練習していた新しいバイオリン教本4巻のエア・バリエ、全然弾けません。
ドッペルコンチェルトの第二バイオリン、弾けません。
ポジション移動、正確な音程のヒット率限りなくゼロ。
ポジション移動、上がったら下がれません。
ビブラート、酔っ払いのため息のような情けない揺れ。

そんな状態でのバイオリンレッスンでした。と言っても体験レッスンですが。

自宅から5分という絶好のロケーションにお住まいの先生、かつては某交響楽団に在籍したりソロ活動などを行っていたという方。演奏家として素晴らしい経歴がある先生はたくさんいますが、心配なのは「教育者としてどうなのか」

でも私がお会いした自宅から5分のバイオリンの先生は指導もとっても上手。正しい姿勢、ボーイング時の右手の形、弦を押さえる指の角度、楽器を持つポジション、全ては今私がおぼろげに覚えている弾き方で良いとのこと。

最終的にこの体験レッスンで、私はこの5分先生に4月からレッスンをお願いすることにしました。なぜこの先生に決めたかというと、この先生の下にやってくるほかの生徒さんのお話を伺ったとき。

「他の先生に習っていた方は、色々な人がいます。間違ったポジションで覚えてしまった人、悪いビブラートで練習して体が覚えてしまっている人。

その方たちを見て、本当にそれを矯正するのが大変です。本人も苦しいです。こうした間違った指導をする先生は、本当に多いんですよ」

私が10年前に習ったバイオリン製作先生は、正しく私に教えてくださっていたんですって。

もちろん運弓はめちゃくちゃだし、ポジション移動もままならない状態だったんですが、それでも練習の方法が正しかったから、少しまた弾き込めばもっと上達しますよ、とのこと。

5分先生によると、ブランクのある方や間違った奏法を身につけてしまった生徒さんは、正しい方法でバイオリンを演奏できるよう習得するまで、ある程度時間がかかるんだそうです。

ブランクのある方などは、ほとんどの方が以前止めた所から再開できる状態にはなく、少しレベルを下げて基礎を覚えなおすことから始めるんだとか。

そんな生徒さんが多い中、私の情けない10年ぶりのバイオリン演奏を聴いた5分先生は、こうおっしゃいました。

「今はブランクもあるし練習もしていないから上手く弾けないかもしれませんが、ガイゲさんの場合はフォームや練習の仕方が正しかったので、以前おやめになったレベルからレッスンを再開できます。レベルを戻して練習する必要はないです。こういう生徒さんは、僕はほとんど見たことないですよ」

私は思いました。「あ~、前のバイオリン製作先生、大好きだったけど、あの先生は本当に良い先生だったんだ」とね。

5分先生が私のバイオリンの弾き方を見てくださるときに指導頂くことは、なつかしきバイオリン製作先生のそれを思い出すような、そんなご指導をして下さったのです。5分先生は、「僕だけの体験レッスンで決めないで、色々な先生を見てください。やっぱり人間ですから、合う・合わないってありますからね。僕はすぐに生徒さんをとらないし、本当にガイゲさんに合う先生をご自身で見つけてくださいね」とお気遣い頂きましたが、もう、この先生しかいない、と思いました。

そんなわけで、5分先生とのレッスン開始!

この体験レッスン、実は5分先生の唯一の休日にお時間をとって頂き、しかも2時間近く長いさせていただきました。(もちろん無料です)

バイオリンの先生にはいろいろな先生がいらっしゃいますが、5分先生のように、「この人だ!」と思えるような先生とレッスンを始めるのが一番です!

【バイオリン先生とのレッスン教本・楽曲 この曲からスタート!】
小野アンナ: バイオリン音階教本
カイザー1巻: No.9
J. S. Back: ヴァイオリン協奏曲第一番イ短調 1楽章